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のぼりを長持ちさせる2つのコツ

更新

 

人間は動くものに無意識に興味を示す習性があります。

 

昼夜を問わずパタパタと風にはためく「のぼり」が、

目に留まりやすい理由といえます。

 

その分、多くの人の視線を惹きつけてくれる「のぼり」は

気付かないうちに1日1日傷んでいっています。

 

「のぼり」の傷みは、それだけ毎日あなたのお店をPRしてくれた証なのです。

 

今回はそんな「のぼり」を少しでも長持ちさせるためのコツをお伝えします。

 

 

 

ほつれに強い縫製加工

 

 

「のぼり」は通常、熱により周囲をカットするヒートカットという方法で加工されています。

ヒートカットは、最も一般的な加工方法で、

そのままでも十分安心してご利用いただいて問題のない仕様です。

ただし、長期間使用しているうちに、角の部分からほつれていくことは避けられません。

よりほつれに強い仕様にするために、縫製加工をして仕上げることをお勧めします。

「のぼり」の端を三巻(3回折り込み)にして、ミシンで縫って仕上げます。

さらに、筒縫い仕立てなら、風によるまくり上げも防止できます。

 

 

 

のぼりにも「いたわり」を

 

 

毎日毎日、集客のために、パタパタと風にはためく「のぼり」。

それゆえに、汚れや色あせは避けられません。

でも、少しの「いたわり」で長持ちさせることは可能です。

 

営業時間外や強風の日などは、室内へ取り込んで休ませてあげてください。

特に風の強い日などは、屋外に設置したままだと、倒れて人に当たってしまう危険性もある上に

のぼり旗ばかりか、ポールまで傷んでしまうことにもなりかねません。

 

さらに、設置場所にも気を配りましょう。

汚れやほつれを最小限に抑えるために、

電柱やガードレールなど、はためいた時にぶつかる障害物がないか注意しましょう。

 

それでも残念ながら、車の排気ガスなどで少しずつ汚れてしまいます。

通常の「のぼり」(テトロンポンジ)は水の濡れには強いですが、

摩擦には弱く、色落ちしてしまう可能性があるため、

基本的に洗濯はお勧めしません。

 

どうしても気になる汚れがある場合は

薄めた洗剤での押し洗いか水でやさしく手洗いをお願いします。

 

 

 

長持ちといってものぼりには寿命があります

 

 

一般的に「のぼり」の寿命は約3カ月と言われています。

 

短いと感じる方もいらっしゃるでしょうが

色落ちし、ほつれてしまった「のぼり」をそのまま飾ることは
お店のイメージダウンにつながり、逆効果です。

 

集客効果を期待するならば3カ月、

『ワンシーズン』を目安にした交換をおすすめいたします。